ヴェポラップで死亡事故?成分に問題があるの?

お子様の鼻づまりや咳で、ヴェポラップを使おうか悩んでいるあなたは、もしかすると「ヴェポラップ 死亡事故」というキーワードを見て不安になっているかもしれません。
安全性が気になるのは当然です。
夜泣きでなかなか寝てくれないお子様を抱え、藁にもすがる思いでヴェポラップを手に取ろうとした時、ふと目にした死亡事故の文字。
まさか、ヴェポラップでそんなことが起こるなんて…。
可愛いお子様を危険な目に遭わせたくないという気持ちが、あなたを不安にさせているのではないでしょうか。
インターネットの情報は、何が真実なのか見極めるのは本当に難しいですよね。
ヴェポラップに死亡事故や危険性があるって噂がありますが、結局のところ、それは真実なのかまとめていきたいと思います。
スポンサーリンクヴェポラップの成分詳細
まずはヴェポラップに想像以上に危険な物質が配合されているのか、成分を見てみましょう。
ヴェポラップの成分(100g中)
成分 | 分量 |
---|---|
dl-カンフル | 5.26g |
テレビン油 | 4.68g |
l-メントール | 2.82g |
ユーカリ油 | 1.33g |
ニクズク油 | 0.69g |
杉葉油 | 0.44g |
添加物 | チモール |
添加物 | ワセリン |
一つずつ、どんな成分なのか解説していきます。
dl-カンフル
楠から抽出される結晶。オランダ語のようです。
参考元:志成販売
テレビン油
テレビン油はダイオウマツなどのマツ属の樹脂より得られた精油で、⾹料などの溶剤として利⽤されている。
l-メントール
ハッカ草を水蒸気蒸留し、抽出されたハッカの原油。
参考元:東北大学
ユーカリ油
ユーカリノキ又はその他近縁植物の葉を水蒸気蒸留して得た精油。
参考元:日本薬局方名称データベース
ニクズク油
ニクズクの種子由来の精油。
参考元:食品安全委員会
杉葉油
スギの樹皮や葉に含まれる精油成分。参考元:過熱水蒸気によるスギの葉からの有機物質の抽出および抽出物の抗菌活性の評価
チモール
ジャコウソウなどから得られる香油の成分
参考元:Weblio辞書
ワセリン
石油から得られる炭化水素類の半固形混合物を精製したもの
参考元:白色ワセリン
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ヴェポラップに死亡するような成分はない!
ヴェポラップの全成分を調べましたが、植物などの天然由来成分のみ使用されていました。
よってヴェポラップに危険性はなく、死亡の原因になるようなものはないでしょう。
添加物のチモールも植物由来の成分ですし、ワセリンはみなさんご存知の通り危険性はありません。

本当に安全なの?



私が調べた結果、ヴェポラップに死亡するような、危険性のある成分は入っていませんでした。
安心して使用できます。
スポンサーリンクヴェポラップで死亡事故は実際にあったのか?
ヴェポラップに危険性がないことは分かりましたが、「ヴェポラップ 死亡事故」という文字が気になりますね。
ヴェポラップで検索したら死亡事故とか出てきて震えた!!!
— つるしま たつみ|Tsuru❤️🔥 (@tsuru_oden) February 9, 2023
SNSでも、「ヴェポラップ 死亡事故」で検索すると不安になっている方がいるようです。
「ヴェポラップ 死亡事故」とはどういうことなのでしょうか?



ヴェポラップで本当に死亡事故が起きたの?



死亡事故という事実は確認されていません。
噂の出所を解説します。
厚生労働省の資料からの勘違いが原因だった!
「ヴェポラップ 死亡事故」という噂が飛び交っているのは、厚生労働省の資料に記載されている内容からの勘違いではないかと思われます。
厚生労働省の資料によると、インフルエンザで死亡した方の異常行動について、「ヴェポラップを塗るのを嫌がったために興奮したのかもしれない」と書かれています。
こちらを見かけた方の勘違いによるのではないかと思われます。
よって、「ヴェポラップ 死亡事故」は、事実ではありません。
スポンサーリンクヴィックス ヴェポラップ特徴や安全で正しい使い方


ヴェポラップ特徴
引用元:大正製薬
- ヴィックス ヴェポラッブは、鼻づまり、くしゃみなどの風邪に伴う諸症状を緩和する塗布タイプの鼻づまり改善薬である。
- 塗布した有効成分は、体温で温められ蒸気となって呼吸を楽にする吸入作用と、胸・のど・背中の血行をよくして体を温める湿布作用の2つの作用で風邪に伴う諸症状に効果を発揮する。
- 生後6ヵ月以上の赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使用できる。
ヴェポラップは大正製薬から販売されている商品です。
「ヴェポラップ 死亡事故」というキーワードで検索されているあなたは、安全性が気になっているかもしれません。
体に塗るタイプの風邪の緩和薬で、ロングセラー商品です。
胸や喉に塗るとすーっとして、鼻詰まりなど風邪の症状が和らぐ効果があります。



ヴェポラップは生後半年から使用できるんですね!



赤ちゃんは薬が飲みにくいので便利かもしれませんね。
公式サイトにも「鼻づまり改善薬・指定医薬部外品」と記載されていますので、鼻づまりに一番効果があると思われます。
スポンサーリンク大正製薬ヴェポラップの正しい使い方は?
「ヴェポラップって、本当に安全なの?死亡事故のニュースを見たけど、うちの子に使っても大丈夫? 」
ヴェポラップに死亡事故があったのは間違いでしたが、安全性の情報はしっかり確認しておき、正しい使い方を身につけておきましょう。
ヴェポラップは、鼻づまりや咳などの症状を緩和する効果がある一方で、使用方法を間違えると、思わぬ事故につながる可能性があります。
特に、乳幼児への使用には注意が必要です。
ヴェポラップを安全に使用するために、正しい知識を身につけましょう。


12才以上:1回6~10g 1日3回
6~11才:1回5g 1日3回
3~5才:1回4g 1日3回
6ヵ月~2才:1回3g 1日3回
6ヵ月未満:服用しないこと
(3gは、ティースプーン1杯が目安です)





塗る前に手のひらであたためるとヒヤッとしません。
※ヴェポラップは、鼻の穴に直接塗ってはいけません!
また、万が一目や口に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。
皮膚に異常が現れた場合は、使用を中止し、医師に相談してください。
よくある質問(FAQ)
スポンサーリンクまとめ
この記事では、ヴェポラップによる死亡事故の噂は誤解であることを解説しました。
ヴェポラップは安全に使用できる製品です。
- ヴェポラップには、死亡につながるような危険な成分は含まれていません。
- ヴェポラップによる死亡事故は確認されていません。
- ヴェポラップは、鼻づまりやくしゃみといった風邪の諸症状を緩和する効果が期待できます。
安心してヴェポラップを使用するために、この記事で解説した正しい使用方法と注意点を参考にしてみてください。
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